📝 ニュースの要約ポイント
- Maxonが最新ベンチマークアプリ「Cinebench 2026」をリリース。最新GPU(GeForce RTX 50シリーズ、Radeon RX 9000シリーズ、Apple M4/M5)に対応。
- マルチスレッド(SMT)対応CPUのシングルスレッド/SMT性能比較テストが新搭載。コア性能の違いを明確に評価可能。
- 過去バージョンとの互換性がないため、テスト結果の比較には注意が必要。
Cinebench 2026 登場:進化のポイント
Maxonが、CPU/GPUのベンチマークアプリ最新版「Cinebench 2026」をリリースしました。このアップデートは、最新のハードウェアに対応するだけでなく、CPU性能の評価方法にも新たな視点を取り入れた点が大きな特徴です。
最新GPUへの対応:次世代グラフィックボードの性能を測る
Cinebench 2026は、同社のグラフィックスツール「Cinema 4D 2026」で使用されている標準レンダリングエンジン「Redshift」の最新バージョンを利用しています。これにより、最新のGPU性能を最大限に引き出すことが可能です。
Windows版では、話題の「GeForce RTX 50シリーズ」や「Radeon RX 9000シリーズ」はもちろん、NVIDIAのデータセンター向けGPU(Hopper/Blackwell)のテストも行えるようになりました。これにより、プロフェッショナルなワークステーション環境の性能評価にも活用できます。
macOS版では、Apple Siliconの進化を反映し、最新の「Apple M4チップ」「Apple M5チップ」ファミリーに正式対応。Macユーザーも最新のパフォーマンスを正確に評価できるようになりました。
CPU性能評価の深化:シングルスレッド/SMT比較テスト
今回のアップデートで最も注目すべき点は、マルチスレッド(SMT)対応CPUを対象とした、シングルスレッド/SMT性能比較テストの新搭載です。
従来のベンチマークテストでは、CPU全体の性能を評価することが一般的でしたが、Cinebench 2026では、シングルスレッド動作時とSMT動作時のコア性能を比較できるようになりました。これにより、CPUのアーキテクチャやコア数、SMTの有効性などが、実際のパフォーマンスにどのように影響するかをより詳細に分析できます。
例えば、ゲーム用途ではシングルスレッド性能が重要視される一方、動画編集や3Dレンダリングなどのクリエイティブな作業では、マルチスレッド性能が求められます。この新しいテスト機能を使用することで、自分の用途に最適なCPUを選択するための判断材料を得ることができます。
過去バージョンとの互換性:注意点
Cinebench 2026のテスト結果は、先代の「Cinebench 2024」を含む過去バージョンとの互換性がない点に注意が必要です。過去のテスト結果と比較する場合は、同じバージョンでテストを行う必要があります。
誰にとってメリットがあるのか?
| PC自作ユーザー | 最新のCPUやGPUの性能を客観的に評価し、最適なパーツ選びに役立てることができます。 |
| クリエイター | 動画編集、3Dレンダリングなどの作業環境の性能を評価し、ボトルネックを特定することができます。 |
| PCメーカー | 製品の性能をアピールするためのベンチマークテストとして活用できます。 |
| ハードウェアレビュアー | 最新ハードウェアの性能を詳細に分析し、読者に正確な情報を提供することができます。 |
まとめ:ベンチマークの新たなスタンダード
Cinebench 2026は、最新のハードウェアに対応し、CPU性能評価にも新たな視点を取り入れた、ベンチマークアプリの新たなスタンダードとなるでしょう。PC自作ユーザーからプロフェッショナルまで、幅広いユーザーにとって、パフォーマンスを最大限に引き出すための強力なツールとなるはずです。
出典: Maxonのベンチマークアプリ「Cinebench」に2026年版 最新GPU対応に加え、マルチスレッド対応CPU用テストも登場 – ITmedia PC USER


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