📝 ニュースの要約ポイント
- NECプラットフォームズがWi-Fi 7対応ホームルータ「Aterm 19000T12BE」を発表。最大18699Mbpsの高速通信を実現。
- 2.4GHz/5GHz/6GHzのトライバンドに対応し、MLO技術による12ストリーム通信が特徴。10Gbps WAN/LANポートを搭載。
- メッシュ中継機能、ローミング機能、スマートフォンアプリによる遠隔操作など、快適なネットワーク環境を構築するための機能が充実。
Wi-Fi 7の登場と「Aterm 19000T12BE」の意義
2024年1月下旬にNECプラットフォームズから発売される「Aterm 19000T12BE」は、最新の無線通信規格であるWi-Fi 7に対応したホームルータです。Wi-Fi 7は、従来のWi-Fi 6/6Eと比較して、大幅な速度向上、低遅延化、そして接続デバイス数の増加を実現します。この進化は、単にインターネット速度が速くなるというだけでなく、VR/AR、8Kストリーミング、オンラインゲームなど、より高度なネットワーク体験を必要とするアプリケーションの普及を加速させるでしょう。
「Aterm 19000T12BE」は、そのWi-Fi 7の性能を最大限に引き出すための設計が施されています。特に注目すべきは、12ストリーム通信を可能にするMLO(Multi-Link Operation)技術の採用です。
MLO技術と12ストリーム通信:Wi-Fi 7の核心
Wi-Fi 7の最大の特徴の一つであるMLO技術は、複数の周波数帯域を同時に利用することで、通信速度を飛躍的に向上させます。従来のWi-Fi規格では、一つの周波数帯域で通信を行うのが一般的でしたが、MLO技術を用いることで、2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯の3つの周波数帯域を同時に使用し、それぞれの帯域でデータを送受信することが可能になります。
「Aterm 19000T12BE」は、このMLO技術を最大限に活用するために、12ストリーム通信に対応しています。ストリーム数が多いほど、より多くのデータを同時に送受信できるため、通信速度は向上します。最大18699Mbpsという理論値は、まさにその恩恵を受けています。
ハードウェアスペック:10Gbps対応で更なる高速化
「Aterm 19000T12BE」は、高速なWi-Fi 7通信を支えるために、ハードウェア面でも充実したスペックを備えています。
| WAN/LANポート | 10Gbpsに対応したWANポートとLANポートをそれぞれ1ポートずつ搭載。10Gbps回線サービスとの組み合わせにより、インターネット回線の速度を最大限に活用できます。 |
| トライバンド | 2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯の3つの周波数帯域に対応。電波干渉を避け、安定した通信を実現します。 |
| CPU/メモリ | 高性能なCPUと十分なメモリを搭載し、多数のデバイスが接続された状態でも快適な動作を維持します。(具体的なスペックは未公開) |
これらのハードウェアスペックは、単に高速な通信を実現するだけでなく、将来的なネットワーク環境の変化にも対応できる柔軟性を提供します。
メッシュWi-Fiとローミング機能:家庭内どこでも快適な接続
「Aterm 19000T12BE」は、メッシュWi-Fi機能とローミング機能を搭載しており、広範囲な家庭内でも安定したネットワーク環境を構築できます。
| メッシュWi-Fi | 複数のルータを連携させることで、電波の届きにくい場所でも安定した通信を実現します。 |
| ローミング機能 | 家の中で移動する際も、自動的に最適なルータに接続するため、通信が途切れることなく快適に利用できます。 |
これらの機能は、特に戸建て住宅や広いマンションに住んでいるユーザーにとって、非常に有効です。
競合製品との比較:Wi-Fi 7ルータ市場の現状
Wi-Fi 7対応ルータは、2024年現在、まだ市場に登場し始めたばかりです。主な競合製品としては、ASUSの「ROG Rapture GT-BE9800」やTP-Linkの「Archer BE800」などが挙げられます。
| 製品名 | 最大通信速度 | ストリーム数 | 10Gbpsポート | メッシュ機能 | 価格帯 (目安) |
| ———————- | ———— | ———— | ————- | ———— | ————- |
| Aterm 19000T12BE | 18699Mbps | 12 | 搭載 | 搭載 | 未定 |
| ASUS ROG Rapture GT-BE9800 | 19000Mbps | 12 | 搭載 | 搭載 | 5万円台~ |
| TP-Link Archer BE800 | 19000Mbps | 12 | 搭載 | 搭載 | 4万円台~ |
「Aterm 19000T12BE」は、これらの競合製品と比較して、12ストリーム通信に対応している点が特徴です。価格は未定ですが、競合製品と同程度の価格帯になると予想されます。
どのようなユーザーに最適か?
「Aterm 19000T12BE」は、以下のようなユーザーに最適です。
| 高速インターネット回線を利用しているユーザー | 10Gbps回線サービスとの組み合わせにより、回線の速度を最大限に活用できます。 |
| 多数のデバイスを接続しているユーザー | MLO技術と12ストリーム通信により、多数のデバイスが接続されても快適な通信を維持できます。 |
| VR/AR、8Kストリーミング、オンラインゲームなどを楽しむユーザー | 低遅延で安定した通信により、これらのアプリケーションを快適に利用できます。 |
| 広い家でWi-Fiを利用するユーザー | メッシュWi-Fi機能とローミング機能により、家全体で安定したネットワーク環境を構築できます。 |
市場への影響と今後の展望
「Aterm 19000T12BE」の登場は、Wi-Fi 7対応ルータ市場の活性化に貢献するでしょう。今後、Wi-Fi 7対応デバイスの普及が進むにつれて、より多くのユーザーがWi-Fi 7のメリットを享受できるようになることが期待されます。
また、Wi-Fi 7の進化は、家庭内だけでなく、オフィスや公共施設など、様々な場所でのネットワーク環境を向上させる可能性を秘めています。
出典: ASCII.jp:Wi-Fi 7対応「Aterm 19000T12BE」登場! 12ストリームで最大18699Mbpsの高速通信を実現


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