📝 ニュースの要約ポイント
- 法人向けdynabook X83/PAとB86/PAが、Intel Core Ultra 3プロセッサを搭載し、Microsoft Copilot+ PCの要件を満たす。
- dynabook独自のエンパワーテクノロジーにより、ピーク性能を長時間維持し、AIアシスタントやAIパワーオプティマイズなどの機能で生産性を向上。
- JBS AI Starter LearningによるCopilot学習機会の提供により、AI活用を促進する。
はじめに:AI PC時代の幕開けとdynabookの戦略
2024年1月22日、Dynabookは法人向けノートPCの新モデル「dynabook X83/PA」と「dynabook B86/PA」を発表しました。この新モデルの最大の特徴は、Intelの最新CPU「Core Ultraプロセッサ(シリーズ3)」を搭載し、Microsoftが定める「Copilot+ PC」の要件を満たしている点です。これは、単なるCPUのアップグレードに留まらず、AI機能を活用した新しいPC体験を提供する、AI PC時代の幕開けを意味します。
近年、生成AIの進化は目覚ましく、ビジネスシーンにおいてもその活用が期待されています。Copilot+ PCは、デバイス上でAI処理を行うことで、クラウドへの依存を減らし、セキュリティとプライバシーを向上させながら、高速かつ効率的なAI体験を実現します。Dynabookは、このCopilot+ PCの要件を満たすことで、法人顧客のAI導入を支援し、生産性向上に貢献することを目指しています。
Core Ultraプロセッサ(シリーズ3)とは?:アーキテクチャと性能
Core Ultraプロセッサ(シリーズ3)は、Intelが新たに開発したモバイル向けCPUです。従来のCPUとは異なり、Pコア(Performance core)、Eコア(Efficient core)、そしてNeural Processing Unit(NPU)という3つの異なるコアを搭載しています。
| Pコア | 高い処理能力を必要とするタスク(例えば、動画編集やゲーム)に最適化されています。 |
| Eコア | バックグラウンドタスクや省電力が必要なタスク(例えば、メールチェックやWebブラウジング)に最適化されています。 |
| NPU | AI処理に特化したユニットで、画像認識、音声認識、自然言語処理などのタスクを高速かつ効率的に実行します。 |
今回のdynabook X83/PAとB86/PAでは、Core Ultra 5 322/325、Core Ultra 7 355の3種類のCPUを選択可能です。NPUの性能は、322が46TOPS、325が47TOPS、355が50TOPSと、CPUの種類によって異なります。TOPS(Tera Operations Per Second)は、NPUの処理能力を示す指標であり、数値が高いほどAI処理の速度が向上します。
前世代のCore iシリーズと比較すると、Core Ultraプロセッサは、CPU性能だけでなく、AI処理性能が大幅に向上しています。これにより、Copilot+ PCとしての体験がより快適になり、AIを活用した様々なアプリケーションの利用が可能になります。
dynabook X83/PA & B86/PA:主なスペックと特徴
dynabook X83/PA:モバイルワークの最適解
dynabook X83/PAは、13.3型のコンパクトなボディに、Core Ultraプロセッサを搭載したモバイルノートPCです。ユーザーによるバッテリー交換に対応しており、長期間の使用にも耐えられます。
| ディスプレイ | 1920×1200ピクセル解像度の13.3型TFT液晶(非光沢加工)。タッチ操作対応モデルも選択可能。 |
| メモリ | LPDDR5X規格、標準16GB(最大32GB)。 |
| ストレージ | PCIe 4.0接続、標準256GB(512GB/1TBへの変更可能)。 |
| Webカメラ | 標準約92万画素、オプションで顔認証対応約500万画素。 |
| ポート類 | Thunderbolt 4 x 2、HDMI、USB 3.2 Gen 1 Standard-A、microSDカードスロット、イヤフォン/マイク端子、有線LAN。 |
| 通信 | Wi-Fi 7対応、オプションでLTE/5Gモジュール搭載可能。 |
dynabook B86/PA:パワフルなパフォーマンスと拡張性
dynabook B86/PAは、16型の大型ディスプレイを搭載し、よりパワフルなパフォーマンスを発揮するビジネスノートPCです。
| ディスプレイ | 1920×1200ピクセル解像度の16型TFT液晶(非光沢加工)。 |
| メモリ | DDR5規格SO-DIMM、標準8GB x 2(16GB x 1/16GB x 2/32GB x 1への変更可能)。 |
| ストレージ | PCIe 4.0接続、標準256GB(512GB/1TBへの変更可能)。 |
| Webカメラ | 標準で顔認証対応約500万画素、オプションで約92万画素。 |
| ポート類 | Thunderbolt 4 x 2、HDMI、USB 3.2 Gen 1 Standard-A、microSDカードスロット、イヤフォン/マイク端子、有線LAN。 |
| 通信 | Wi-Fi 7対応、オプションでLTE/5Gモジュール搭載可能。 |
dynabook独自のテクノロジー:エンパワーテクノロジーとAI機能
Dynabookは、新モデルに独自の「dynabook エンパワーテクノロジー」を搭載しています。このテクノロジーにより、CPUのピーク性能をより長時間維持できるようになり、負荷の高いタスクを実行する際にも安定したパフォーマンスを発揮します。
また、ローカルAIの処理パフォーマンスを生かすべく、オリジナルのチャットボットアプリ「dynabook AI アシスタント」をプリインストールしています。さらに、バッテリー駆動時にビデオ会議を検知するとAIが電源設定を自動最適化する「AIパワーオプティマイズ」を実装しており、バッテリー駆動時間を最大限に活用できます。
Copilot+ PCとしてのメリット:AI活用による生産性向上
Copilot+ PCとして、dynabook X83/PAとB86/PAは、Microsoft Copilotの機能を最大限に活用できます。Copilotは、AIを活用して、文章の作成、情報の検索、タスクの整理などを支援するツールです。
また、JBSとの協業により、無料で学べるeラーニングサービス「JBS AI Starter Learning」を利用できる権利が付帯します。これにより、法人ユーザーは、Copilotの活用方法を習得し、AI導入をスムーズに進めることができます。
市場への影響とターゲットユーザー
dynabook X83/PAとB86/PAは、AI PC市場において、重要な役割を果たすことが期待されます。特に、セキュリティとプライバシーを重視する法人顧客にとって、デバイス上でAI処理を行うCopilot+ PCは、魅力的な選択肢となるでしょう。
ターゲットユーザーは、営業担当者、コンサルタント、研究者など、外出先でPCを使用する機会が多いビジネスパーソンです。また、AIを活用して業務効率を向上させたいと考えているユーザーにも最適です。
まとめ:AI PC時代の到来を告げるdynabookの新モデル
dynabook X83/PAとB86/PAは、Core Ultraプロセッサを搭載し、Copilot+ PCの要件を満たすことで、AI PC時代の到来を告げるモデルと言えるでしょう。dynabook独自のテクノロジーとAI機能により、ビジネスパーソンの生産性向上に大きく貢献することが期待されます。
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出典: 法人向け13.3型/16型dynabookに「Core Ultra(シリーズ3)」搭載モデル Copilot+ PC準拠でAI PCニーズに応える – ITmedia PC USER

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